診療案内

Information
ホーム > 診療案内 > 整形外科

整形外科

整形外科は、骨や筋肉、靭帯を中心とした運動器の疾患の診療です。急激な痛みを伴う骨折や脱臼、靭帯の断裂など症状が分かりやすいものもあれば、変形性関節症といった高齢に多く認められる慢性的な痛みで症状が分かりにくいものもあります。歩く様子、触診、レントゲン検査、関節液の検査などから適切な診断を行います。

対応できる代表的な疾患

橈尺骨骨折

ヒトと違い外からの固定で治療できるケースは少ないです。理由としては、変形癒合してしまい、生涯足が曲がったままになってしまうことがあるからです。プレート法を用いて手術を行う場合が多いです。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝蓋骨が嵌る溝が浅いことや骨の形状など、若齢期から脱臼のしやすさが決まっていることが多いです。症状が認められない子も多く存在します。痛がったり、歩き方がおかしい場合には手術を推奨します。造溝術や脛骨粗面転移術など症状に合わせた手術を行います。

変形性関節症

半数以上のワンちゃんネコちゃんに認められるといわれています。慢性的な痛みが存在していても気づかれていないケースが多いです。普段の家での動き・様子がとても重要となります。歳のせいかもと思っていたものが治療開始から驚くほど改善される子も存在します。

病気の治療について

疼痛緩和を目的とした内科治療を行いつつ、必要に応じて外科手術を行います。術後の管理が重要となるため、数週間入院で管理する場合もあります。変形性関節症の治療として、サプリメントの使用や必要に応じてリハビリテーションのご提案をさせていただきます

こんな症状が見られたらご相談ください!

  • 足をあげている
  • 歩き方がおかしい
  • 階段をのぼらなくなった
  • 筋肉がやせてきたなど

診察案内トップへ戻る