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泌尿器科

泌尿器科は腎臓、尿管、膀胱、尿道に関連した疾患の診療です。家では飲水量・尿量の変化、尿の回数の変化、血尿などに気づかれる方が多いです。健康診断で腎臓の数値の上昇や尿石症の存在に気づく場合もあります。治療が必要のないケースから手術が必要なケースまで存在します。腎臓病は進行を遅らせることを目的に早期に異常を発見することが重要となります。

対応できる代表的な疾患

慢性腎臓病

高齢の猫ちゃんに多いです。腎臓に障害があっても症状として気づけないケースも多く、進行した状態で来院する子もいます。ステージにより食餌療法、水和療法(点滴)などを行います。不可逆的な病気のため、早期に発見することがとても重要です。

膀胱結石

血尿などの症状により来院する子が多いです。体質により石ができてしまう病気ですが、多くの場合食事を変えることによって石ができないようにすることが可能です。手術が必要なケースも存在します。

膀胱炎

通常頻尿感(尿の回数が多くなる)が伴います。細菌感染により起こる場合や、猫ちゃんの場合ストレスなどに起因した特発性の場合があります。

尿路閉塞

尿管結石や尿道内結石、尿道炎などにより尿の排出路が塞がってしまうことをいいます。腎臓に大きな負荷がかかるため緊急に治療をする必要があるケースが多いです。

病気の治療について

腎臓への負荷を軽減するためや、炎症を抑えるために点滴をする子が多いです。原因によっては数日間の点滴が必要になる子や手術が必要な子も存在し、入院での治療を行います。生涯点滴をした方がよい場合にはご家族と相談した上で治療プランをご提案します。

こんな症状が見られたらご相談ください!

  • 尿に血が混じる
  • 尿の回数が多い
  • 水を飲む量が多い
  • トイレのときに鳴く

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